「痴漢抑止バッジデザインコンテスト2016」授賞式 記者発表
概要
日時 :2016年11月3日(木・祝) 13:30-15:00(受付 13:00〜)
会場 :あべのハルカス近鉄本店 ウイング館 8階 街ステーション(大阪市阿倍野区阿倍野筋1-1-43)
登壇者 :一般社団法人痴漢抑止活動センター 代表理事 松永 弥生
特別審査員 タケルノミコト(イラストレーター)
内容 :・一般社団法人痴漢抑止活動センター 代表理事挨拶
1.開会の辞
2.主催者 代表挨拶
3.表彰(5作品)
5.受賞者挨拶(代表:最優秀賞受賞者)
4.選考経過報告(審査委員長、代表)
6.受賞者 記念撮影
7.防犯教室(協力:大阪鉄道警察隊)
8.閉会の辞
会場について
あべのハルカス近鉄本店 ウイング館 8階 街ステーション(大阪市阿倍野区阿倍野筋1-1-43)
・プロジェクト資料(pdfファイル):公募開始時の資料
取材お申し込み
痴漢抑止バッジデザインコンテスト2016に多数のご応募ありがとうございました。
全国の高校、大学から、79作品の応募がありました。
下記の12作品が、第1次審査を通過いたしました。
「このデザインならつけたいね」、「このバッジなら、効果がありそう!」とぜひ、親子で相談しながら作品を選んでください。
痴漢抑止バッジを選びながら、日頃、家庭でもなかなか話題にしづらい痴漢問題について話をするきっかけになればと思っています。
第1次審査通過 作品
痴漢抑止バッジデザインコンテスト2016 人気投票 受付中
タイトル 【痴漢はダメ!】
デザインコンセプト
デザインするにあたって考えたことは、どのようなイメージで作れば痴漢抑止につながるかという事と、どのようなバッジだと女子中高生たちが身に付けやすいかという事でした。
「手」は痴漢をしようとしている様子を表し、「その手がしようとしていることは、ダメ(犯罪)ですよ」と視覚的にすぐに伝わるように禁止マークを付けました。シンプルなデザインの中にも、痴漢犯罪の重みをしっかり感じてもらえるように仕上げました。
痴漢抑止に関するメッセージ
僕と同年代の女子中高生たちが僕の知らないところで、毎日痴漢に怯えながら生活しているのがおかしいと感じ、少しでも自分がデザインしたバッジを使って痴漢に怯えなくても大丈夫なようにと思いデザインしました。
痴漢は怖いし怯えると思いますが、勇気を出して一歩進んでください。痴漢抑止のバッジを通して平和で穏やかな日常が過ごせるよう一緒に応援していきたいです。
デザイナー
古本 海斗さん(大阪府立西野田工科高等学校 工業デザイン系)
痴漢抑止バッジデザインコンテスト2016 人気投票 受付中
タイトル 【私たちの小さな味方】
デザインコンセプト
このプロジェクトのことを多くの人に知ってもらえるように、ロゴマークに使われているピンクとブルーをメインに使って、色数を抑えてデザインしました。
また、女性が身につけやすいように、ネコをモチーフにしました。
ネコの瞳には、「痴漢なんかに負けないぞ!」という強い意志を込めています。
このネコがバッジをつけている人たちのことを、守ってくれているイメージです。
小さな1つのバッジでも、少女たちの心強い味方になってくれるように、という想いを込めてデザインしました。
痴漢抑止に関するメッセージ
痴漢の被害に悩んでいる人々を救うことのできる素晴らしいプロジェクトだと思い、今回のコンテストに参加させていただきました。その中で、被害者本人だけでなく、社会全体で痴漢防止について考えることが大切なのだと気づきました。
このように痴漢を未然に防げるバッジは、多くの人々の心強い味方になってくれると思います。
このプロジェクトで、多くの女性が安心して通勤・通学できる社会になるように願っています。
デザイナー
ホノカさん(岡山県立大学 デザイン学部造形デザイン学科)
痴漢抑止バッジデザインコンテスト2016 人気投票 受付中
タイトル 【絶対許さない!】
デザインコンセプト
誰にも見つからない・被害者は悲鳴をあげないだろうと思っている犯人に対して、しっかりと声を挙げ、犯罪・犯人を許さない強い意志を女子高校生も持っているということを表現しています。
バッジを付けづらいとこの運動の意味がないと思いましたので、シンプルに可愛らしく、でも一度見たら忘れないインパクトのあるイラストを描きました。
痴漢抑止に関するメッセージ
痴漢は、弱い者を狙った卑怯な犯罪だと思います。幸いにも私は痴漢被害に遭っていませんが、被害を被った友人の心の傷は、とても深いものだったと記憶しています。
犯罪者を逮捕するのはもちろん重要ですが、心の傷は癒えません。「被害をゼロにする」というポジティブな考えに共感いたしました。活動が全国に広がり、被害に遭う方々がゼロになるよう心より願っています。
デザイナー
神崎遥さん(桑沢デザイン研究所 ビジュアルデザインコース)
痴漢抑止バッジデザインコンテスト2016 人気投票 受付中
タイトル 【痴漢抑止ポップバッジ】
デザインコンセプト
イマドキの女子中高生が服やバックにアクセサリーとして気軽に付けやすいようにポップなデザインにしました。
痴漢抑止に関するメッセージ
私は男性なのですが、一部の痴漢によって世の女性からのイメージが下がるのは残念であると感じています。自分がデザインしたバッジによって痴漢が少しでも減少して欲しいです。
デザイナー
sosoraさん(愛知県立芸術大学 デザイン専攻)
痴漢抑止バッジデザインコンテスト2016 人気投票 受付中
タイトル 【Don’t touch】
デザインコンセプト
友人達から”痴漢抑止”の印象が前面に出ると「なんとなく恥ずかしい」と思う女の子もいるのでは? という意見が出たので、10代女子が手にしやすい色使いとデザインにしました。硬い雰囲気になりすぎないよう、明るい色を使いでポップに仕上げています。
気軽に身につけられるよう可愛らしい顔のマークを制作しました。顔のパーツはDO NOT TOUCH (触るな!) という単語で構成し、強いメッセージを込めました。Dの文字で涙を表現しています。
痴漢抑止に関するメッセージ
力では敵わないとわかっている相手に自分の意思とは関係なく体を触られるということは、とても恐ろしいことです。月日が経っても傷は残ったままトラウマになってしまうこともあります。身勝手な性欲の被害者がこれ以上増えないことを願っています。
デザイナー
ikbさん(桑沢デザイン研究所 夜間部 デザイン専攻科)
痴漢抑止バッジデザインコンテスト2016 人気投票 受付中
タイトル 【NG痴漢!】
デザインコンセプト
青色は犯罪率を減少させる効果があり、それは統計学的にも証明されています。
なので、青をメインとした色合いにしています。
中心の少女のイラストはキリッと痴漢を抑止するような表情やポーズにしました
缶バッチを付ける女子高生にとっても付けやすいデザインになったと思います。
痴漢抑止に関するメッセージ
痴漢をされたらやっぱり怒りの感情がわいてきます。この運動がもっと広まって痴漢を抑止してほしいと切に思います。
デザイナー
たま。さん(静岡文化芸術大学 デザイン学部)
痴漢抑止バッジデザインコンテスト2016 人気投票
タイトル 【痴漢抑止JKバッジ】
デザインコンセプト
明るいピンクで目を引くカラーにしました。女子高生の方に素直にかわいいと思って頂けるような可愛い絵柄と、文面はきちんと痴漢は犯罪だと強い意志が伝わるよう意識しました。
痴漢抑止に関するメッセージ
1人でも多くの困っている方がこのバッジで救われるといいなと思います。
デザイナー
ドンピャさん(大阪芸術大学附属大阪美術専門学校 コミックイラスト学科)
痴漢抑止バッジデザインコンテスト2016 人気投票
タイトル 【見はりネズミ】
デザインコンセプト
痴漢防止には「見られているかもしれない」と相手に思わせることが大切だと考えました。
カバンなど死角になりやすい場所につけることを想定しポケットなど中からハリネズミがひょっこりと顔を出しているような、黄色と黒の2色で相手への警告と注意を促すデザインにしています。
ハリネズミに触れようとした時に少しためらうように痴漢をしようと思った人もためらうのではないでしょうか。見張るハリネズミ、見はりネズミが背後を見ていてくれるでしょう。
痴漢抑止に関するメッセージ
日々起こる痴漢被害に泣いている方々が多数おられると思います。そのほとんどが泣き寝入りをしているのではないでしょうか。痴漢抑止活動はそんな泣き寝入りをする人を減らし、勇気付ける活動だと思います。被害者が出せなかった一言、「やめて」が口から出てくるのではないでしょうか。
また、活動が広がることで被害を受けている方々に勇気を与えると同時に痴漢をしようとしている人への抑止力になるのではと思います。
デザイナー
岡庭秀晃さん(長岡造形大学 視覚デザイン学科)
痴漢抑止バッジデザインコンテスト2016 人気投票
タイトル 【やめtouch】
デザインコンセプト
痴漢をしたら秒速で警察に捕まり、晒しものになるという意味を込めて作りました。私は女性の傷つく姿を目に入れるのがつらく、心が痛みます。そのため私は、このインパクトがあり女性の支えになるような、バッジを制作しました。
痴漢抑止に関するメッセージ
私は女性の味方です。
デザイナー
なついだいごさん(京都コンピュータ学院 鴨川校 アート・デザイン基礎科アート・デザイン基礎コース)
痴漢抑止バッジデザインコンテスト2016 人気投票
タイトル 【ツヨカワイイ】
コンセプト
女子高校生の強さとカワイサをかけあわせた。
女子高校生に夢見たりしている人がいるが、女子高校生も人間なので強い言葉も言うことを表現した。
メッセージ
数年前、僕は中学校の修学旅行で電車に乗った。駅中を列で歩き、皆とはぐれないようにした。前列にいた女子達がさわいでいた。一人の女子が局部をさわられたらしい。その子は泣いていた。僕はそれを忘れられない。
自分がやられたわけではなくても、周りの近くにいた人も忘れることができない。自分がそうであったように。
デザイナー
Rikunさん(日本大学 商学部 経営学科)
痴漢抑止バッジデザインコンテスト2016 人気投票
終了しました。タイトル 【恥を知りなさい】
デザインコンセプト
痴漢を未然に防ぐために、加害者がバッジを見た瞬間にドキリとするようなデザインにしました。
痴漢抑止に関するメッセージ
私自身が痴漢の被害にあいかけた際、隣に立っていた70歳くらいのお婆さんが加害者に『恥を知りなさい。』と一言言ってくれたおかげで私は被害を受けずにすみました。
お婆さんの勇気ある一言で、今度は私が誰かを守ることができればいいなと思います。
デザイナー
アユミさん(東京理科大学 経営学部)
痴漢抑止バッジデザインコンテスト2016 人気投票
デザインタイトル 【ストップ猫バッジ】
デザインコンセプト
女子高生が毎日付けられるようなデザインにするために、色を抑えてシンプルに作りました。色を抑えた分、猫のキャラクターは全身で痴漢を威嚇しています。後ろのふたつの眼はまっすぐに痴漢をとらえて警告しています。強い意志を表現するために、この眼は遠くからでもぱっと目につくように、目が合うように、大きくデザインしました。全体の形は、標識をイメージして分かりやすく注意喚起を促しています。
痴漢抑止活動へのメッセージ
痴漢被害は、本人がなかなか言い出せず、ひとりで悩んでしまうことも多々あると思います。
そんな人達が声をださなくても意思表示できる、この痴漢抑止バッジは素晴らしいものだと思いました。
このプロジェクトから社会の意識が上がり、みんなが暮らしやすい世の中になればと願っています。
デザイナー
渡辺麻衣さん(大阪芸術大学付属大阪美術専門学校 アート学科 コミックイラスト専攻)痴漢抑止バッジデザインコンテスト2016 人気投票