2015年11月4日〜25日に、クラウドワークスで、痴漢抑止バッジのデザインを公募しました。3週間で441作品の応募をいただきました。多数のご応募ありがとうございます。
寄せられたデザインは、可愛い、オシャレ、クール、ユニーク……意匠を凝らしたデザインばかり。
その中から12作品を選ぶのは、とても悩ましい問題でした。最終的に、痴漢抑止バッジ考案者母子と、特別審査員の浅倉ユキ先生が、第一次審査通過作品を選出いたしました。
下記の12作品が、第1次審査を追加いたしました。
プロジェクトをご支援くださった皆様の投票によって、この中から3作品を選出します。人気が高かった3作品と特別賞2作品を製品化します!
「このデザインならつけたいね」、「このバッジなら、効果がありそう!」とぜひ、親子で相談しながら作品を選んでください。
痴漢抑止バッジを選びながら、日頃、家庭でもなかなか話題にしづらい痴漢問題について話をするきっかけになればと思っています。
第1次審査通過 作品(内側に点線がある場合、そのラインが完成サイズになります)
人気投票への参加方法
クラウドファンディングでご支援くださった方に、コンテストページのパスワードをお送りいたします。
1口1,000円〜 ご支援を賜っております。
本活動のご支援は、下記のクラウドファンディングサイトで承っております。
「痴漢抑止バッジ」をつけて痴漢行為から身を守ろう!(Faavo東京23区)
クラウドワークスで行っていた、痴漢抑止バッジのデザイン公募期間が終了いたしました。
デザインを寄せてくださったデザイナーの皆さん、Twitterで「XX番のデザインが好き」とご意見をくださった方々。ありがとうございます!
441点のデザインが集まりました。毎日、いろいろなバッジの案が寄せられて、拝見するのがとても楽しみでした。
デザイン公募は終了ですが、ご意見やアイデアは引き続き募集中です。TwitterやFBで呟いてください。ハッシュタグは、 #痴漢抑止バッジ です。よろしくお願いしますm(..)m
今後のスケジュールをお伝えいたします。
これから、プロジェクトメンバーで12点を選びます。選んだ作品に対して、デザイナーの方とコンタクトをとり、デザインに込めたメッセージなどのコメントをいただきます。
12月1日に12作品を最終決定。
12月2日から、プロジェクトをご支援くださっている皆さんの投票で、製品にする3作品を選びます。
投票権は、クラウドファンディングでご支援をくださった方々にお送りいたします。
2016年1月13日(金)に投票を終了します。人気投票で決定する1位〜3位の他に、特別賞2点を選出。
これは、女性のストレス値を減らすことをライフワークにしていう浅倉ユキ先生が選ぶ「あな吉賞」と、痴漢抑止バッジ考案者母子が選ぶ「たか子賞」です。
1月25日(月)に決定した5作品を発表いたします!
下記のイベント参加者に、痴漢抑止バッジをお配りいたします。
[イベント概要]
田房永子×小川たまか×前濱瞳
「電車内の性犯罪をなくしたい! 被害をなくすためにできることは?」
日時:2015/11/21 (土) 15:00〜17:00 (14:30開場)
会場:東京都世田谷区北沢2-12-4 2F
料金:2,000円(ワンドリンク込)
主催: 本屋B&B
↓↓↓ イベント申し込みサイト ↓↓↓
http://bookandbeer.com/event/2015112101_bt/
※小川たまかさんが、本プロジェクトの記事を書いてくださったご縁で、ご来場者への配布をお願いいたしました。
今日(2015.11.19)に、NHKの情報番組 あさイチにStop痴漢バッジプロジェクトを取り上げていただきました。
街頭で若い女性の方々から、体験談を聞いたり、性障害専門医療センター 代表理事 福井裕輝氏のコメントをいただいたりと、私達では得られない情報を盛り込んでくださっていて、本当にありがたかったです。
福井裕輝氏のコメントでは、
痴漢加害者は、
「被害者が強く抵抗しないのは、痴漢されてもかまわないと思っているからだ」
「本当にイヤなら意思表示するはず」
という歪んだ認識を持っているケースが多いそうです。
だから、痴漢抑止バッジのように「私は泣き寝入りしません」と意思を宣言すると、その人物を避けようと考えるらしいです。
意思表示をするって、大切なんですね!
もちろん、何かあったときに「やめてよ!」というのは大事で、それができるからバッジは不要という人もいると思います。
意思表示するタイミングは、いつでもいいし、自分で決めていい。
ただ、痴漢にあってから意思を表示するよりも、事前に表示して「痴漢にあわない」という選択もアリだと思うんです。
だって、私達、痴漢にあいたくないんだもの(笑)
被害にあってからの対策じゃなくて、あわなくてすむのなら、その方がいいじゃない? 今日の番組を見て、改めてそう思いました。
今、「みんなで、痴漢抑止バッジのデザインを選びたい」と思って、デザインコンテストを開催しています。
11月24日まで、クラウドワークスでデザインを受け付け中!
あさイチでも、たくさんのデザインが紹介されました。
この中から、1次審査で12個を選出。
みんなの人気投票で5つを選んで、バッジを作ります!
あなたのデザインしたバッジで、痴漢被害者が減るかもしれません。
ぜひ応募してください♪クラウドファンディングの応援コメントや、サイトへの問い合わせに「痴漢抑止バッジがほしい」というメッセージをいただいています。
今すぐ、私達が支援してくださる方やご希望の方々に痴漢抑止バッジをお渡しするのが、難しい状況です。
Yahoo!でプロジェクトの紹介記事を書いてくださった、フリーライターの小川たまかさんのご好意で、2015年11月21日(土)に、世田谷で開催されるイベントで、来場者にバッジを配布していただけることになりました。
イベント参加者の方に、痴漢抑止バッジをお配りいたします。 まだお席に余裕があるそうです!
[イベント概要]
田房永子×小川たまか×前濱瞳
「電車内の性犯罪をなくしたい! 被害をなくすためにできることは?」
日時:2015/11/21 (土) 15:00〜17:00 (14:30開場)
会場:東京都世田谷区北沢2-12-4 2F
料金:2,000円(ワンドリンク込)
主催: 本屋B&B
↓↓↓ イベント申し込みサイト ↓↓↓
http://bookandbeer.com/event/2015112101_bt/
トークショーに登壇するのは、本プロジェクトの記事を書いてくださったフリーライターの小川たまかさん。漫画家でライターの田房永子さんと、モデルの前濱瞳さん。
今回の痴漢抑止バッジ配布は、小川たまかさんが記事を書いてくださったご縁で実現しました。
記事が公開されてから、サイトに「今すぐバッジがほしい」という問い合わせをいただいていましたが、すぐに配布方法が見つかりませんでした。サンプルバッジもたくさん作ってあるわけではなかったし……。
実は、小川さんの記事を読んで、サンプルバッジの製作協力を申し出てくださったバッジメーカーがありました。ご好意に感謝してバッジ製作を依頼しました。
Facebookで小川さんの活動をウォッチしていましたら、トークイベントの告知を見つけたので、「よかったら、参加者の方にお配りしてください」とお願いした次第です。
公募デザインのバッジではないので、できれば顔が見える関係の方に手渡ししたいと思っていました。私は、イベント当日、仕事があって残念ながら会場にはうかがえません。(すごく行きたいのにっ!!)
イベント参加者の方にお会いして、直接お渡しできないのは残念なのですが、あの記事を書いてくださった小川さんなら、私達の気持ちに添って痴漢抑止バッジを配ってくださると安心しています。
痴漢問題に関心が高い方にとっては、もちろん、このトークショーは気になることでしょう。ぜひ会場に行って(私のかわりに)お三方の話を聞いてきてください!プロジェクトへの応援、ご支援ありがとうございます。
2015年11月4日〜2016年2月1日の期間、痴漢抑止バッジの製造・普及活動費を、クラウドファンディング「Faavo」で募っています。
今日は、クラウドファンディングで支援してくださった方にお送りするリターンについてご説明いたします。
痴漢抑止バッジを知った保護者の中には、
「子どもに持たせたいけど……」と悩んでいる方もいらっしゃると思います。
子どもが心配だから痴漢抑止バッジを持たせたい。
娘が痴漢行為にあっているから、バッジをつけさせたい。
でも、娘一人がつけるのはしのびない。
友達も一緒につけてくれればいいのに……
学校から、必要としている生徒に配布してもらえないだろうか?
けれど、自分が学校に交渉するのはちょっとためらう。
自分の子どもが痴漢被害にあっていると知られたくない。
学校側に交渉して、モンスターペアレントのような印象を持たれたくない。
そういう方に向けたリターンを用意しています。
支援者の方からご要望をいただきましたら、ご指定いただいた施設(学校・公共団体)に、私たちから痴漢抑止バッジを100個お届けします。バッジ1個に付き、活動の趣旨を説明したリーフレット1枚を添付いたします。
本プロジェクトの趣旨をメールや電話で伝え、配布していただけるように依頼します。都内近郊や大阪近郊など可能な範囲であれば、直接、先方に訪問もいたします。最終的に、配布するかどうかは、施設の判断になりますが、単に指定先に送るだけではなく、私たちにできる努力はいたします。
そして、交渉経過は、ご支援くださった方に逐次ご報告いたします。
もちろん、どなたからのご依頼でお届けするのか、個人情報は守ります。(希望があれば、お伝えします)
私たちは、この痴漢抑止バッジが、全ての方に受け入れられるとは考えていません。
「自分には必要ない」という方もいるでしょうし、「痴漢に困っているけど、つけたくない」という人もいるでしょう。
ただ、後者の中には「自分一人でつけるのは、イヤ!」と考える人も、少なからずいると思うのです。
親としては、子どもが心配だから、お守り代わりに痴漢抑止バッジを持たせたいと考える方も多いとでしょう。
けれど、この年頃の子は、「自分一人が周りと違う」のをいやがる傾向にあります。また学校によっては、缶バッジの類いを校則で禁止しているケースもあります。
保護者の方が、ご自身で学校側に理解を求めるよう働きかけることもできますが、そうした交渉が得意な方ばかりではないと思います。昨今の状況では、「子どものことを考えて、積極的に学校に働きかけると、モンスターペアレントと思われやしないか?」というような変な心配をする風潮もあります。
そのような保護者の方に代わって、私たちが学校に痴漢抑止バッジをお届けいたします。
もちろん、最終的に学校がどのような判断をするかはわかりません。活動趣旨や痴漢抑止バッジの効果を説明し、メディアが調査してくれた識者の声もデータとして活用して理解を求めていきます。
お子さんを心配されている保護者の方に代わり、最大限の努力をいたします。皆様からのたくさんの応援コメントと、ご支援をいただきました。
おかげで、11月10日に目標額を達成いたしました。本当にありがとうございます。
痴漢抑止バッジを考案した母子からのメッセージをお伝えします。
皆様、バッジのプロジェクトがこんなにも大きくなって、とても驚いています。本当にありがとうございました。
小川さんが書いてくださった記事と様々なサイトのコメントを読みました。テレビ番組も観ました。多くの人が好意的なコメントで応援してくれていたり、バッジを欲しいと書いてくれている人もいて嬉しかったです。受け入れられるものなんだなと思いました。
痴漢にあうようになってから自分に自信が持てなくなっていましたが、少し誇らしく思えました。
*たか子より*
母親として、娘の傷ついた自尊心を救ってくださったことに心から感謝します。今後ともよろしくお願いします。
*殿岡万里*
本プロジェクトを知り、あたたかいメッセージとともに情報を拡散してくださる多くの皆様、
クラウドファンディングでご支援を寄せてくださる方々に、心から感謝します。
本当にありがとうございます。
300%達成で、痴漢抑止バッジの配布イベントを開催します!
本プロジェクトの最終目的は、痴漢被害にあい一人で悩んでいる女の子達に
「あなたは一人じゃない」
「私たち、大人があなたたちを守ります」
と伝え、彼女達が安心して、電車通学・通勤できる社会にすることです。
痴漢抑止バッジをつける女の子達が、孤立しないようにサポートしていきたい。そのために、ネット上で希望者が痴漢抑止バッジを購入できるようにするだけではなく、リアルに配布イベントを開催したい!と考えています。
クラウドファンディングを立ち上げて、多くの方が痴漢問題に関心を持ち、女子高校生や若い女性が安心して 電車通学・通勤できる社会を切望していると分かりました。
2016年の春、支援してくださる皆さんと一緒に「痴漢抑止バッジ」配布イベントを開催したい。
それが、私達の次なる願いです。
ストレッチゴール300%を達成したら、ご協力いただける皆さんと一緒に、痴漢抑止バッジを配布イベントを開催します。
日時、場所は、これから調整いたします!
私たちは、プロジェクトの趣旨に賛同してくださる方と、一緒に「痴漢抑止バッジ」のデザインを選び、社会に普及させてゆきたいです。
2月1日のクラウドファンディングゴールに向けて、さらなるご支援をください。よろしくお願いいたします。クラウドファンディングを開始する前に、
デザインコンテストに協賛してくださっているクラウドワークスさんにて、記者会見が開かれました。
クラウドファンディングとクラウドソーシングを使って,
社会貢献的な活動をはじめるのが新しいということでした。
願ってもないお話でした。
クラウドファンディングは、日頃、親しくしている人たちに協力してもらい
支援の輪を広げていくのが定石です。
けれど、センシティブなテーマのため、殿岡は仮名となっています。
私のつながりだけで、どうやって支援を募れるだろうか……。
それが不安でした。
そこで、クラウドファンディング内で、デザインコンテストを開催しようと思ったのです。
デザイナーさんが参加してくださったら、口コミで広がっていくかなーって。
クラウドワークスさんの元へ、私のアイデアを届けてくださった方がいらして、
今回の運びになりました。
記者会見のあったその日に、フリーライターの小川たまかさんが、本プロジェクトをご紹介くださいました。
そこからあっという間に話題が広がり、国内外のメディアに取り上げていただいております。どのメディアも、プロジェクトの趣旨を理解し、丁寧にわかりやすくまとめてくださっています。
おかげで、ネット上でいただくご意見も好意的な応援がとても多く、
散見されるネガティブな反応に対しては、静かにたしなめてくださる方がいらっしゃいます。
誰かと争ったり、闘ったりするのでなく、自分の意思を表明したい。
そうした私たち思いに共感してくださる方々だから、ネガティブな意見や反論にも感情的にならずに対処してくださっているのだと嬉しく思っています。
本日(2015.11.5)にNHKの「ニュース シブ5時」にも取り上げていただきました。
放送内で、埼玉県警 鉄道警察隊の大渡 理一副隊長から、とても嬉しいコメントがありました。放送後、すぐに殿岡がお礼の電話をいたしました。
大渡副隊長はご不在でしたが、事情をお話し、
痴漢対策に真剣に取り組まれている埼玉県警の皆様のところに、
以前からごあいさつに伺いたかったこと、
コメントをいただけて大変うれしかったことをお伝えしました。
明日、改めてお電話いたします。
このご縁が「痴漢抑止バッジ」が普及するきっかけになるよう努めます。
プロジェクトをご支援してくださる皆様と、
多くの方に情報を届けてくださるメディアの方々に感謝しています。
2015年11月2日、クラウドワークスにて、Stop痴漢抑止バッジプロジェクトのキックオフ 記者会見が行われました。
ただいまご紹介いただきました。本プロジェクト代表の松永弥生と申します。
よろしくお願いいたします。
今回はこういたばを設けてくださったクラウドワークス様とお集まりいただいた皆様に感謝しています。ありがとうございます。
今回のプロジェクトでは痴漢抑止効果を持ったバッチを作り、それを販売し、世の中に波及していくことを目的にしています。簡単に経緯をご紹介いたします。
2014年に私の友人の娘が電車通学を始めて、痴漢にあうようになったことがきっかけです。
こちらのカードを開発するまでの経緯は皆様のお手元にある娘さんの手記に詳しく書かれておりますので、ぜひこちらをご覧いただければと思います。
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娘さんは、1年間痴漢に遭い続けた中で自分にできる努力は自分でしてきました。各種の防犯グッズを試したり、車両を変えたり立ち位置を変えたり、通学時間を変えたり。だけど、痴漢は止まらない。彼女のお母さんも娘さんは助けて鉄道会社の窓口に行ったり。鉄道警察や警察署いろんなところに相談に行きました。けれど、ストーカーのようにひとりの人が痴漢をしているのであれば対処のしようがあるけれど、複数の犯人では何もできないということで、手の打ちようがなかったのです。
娘さんは、怖くて泣き寝入りしている期間が長かったのですけれども、自分で対処しない限り問題解決できないということで、だんだん「やめてください」とか抗議をするようになりました。だけど、痴漢する人は逆ギレにするか無視するかだったそうです。周りの大人も助けてくれない……。そういう状況が続いたそうです。
今年の春に彼女は、勇気を出して痴漢をつかまえました。
その時には、痴漢の手を押さえて、犯人も認めたんですよ。「自分がやりました」と。それで彼女は大きな声を出して、「この人痴漢です」と周りの人に助けを求めました。だけど周囲の人は助けてくれなかったんです。
結局、駅員さんに保護されて、警察にも事件として扱ってもらうことができた訳ですけども。
彼女はそうした経験の中で、自分が行動しない限り誰にも助けてもらえないんだと思い込んでしまったんですね。なので、自分にできることをしようと、今、私が持っている「痴漢は犯罪です。私は泣き寝入りしません」と描いたカードを作りました。16歳の女の子が母親と2人で、これを考えて作って、自分の肩にこのようにつけて電車通学を始めたんです。
そうしたら、1年間ほぼ毎日のように続いていた痴漢が、これをつけただけでゼロになったそうです。
私がこの話を聞いたのは、私の友人が8月1日に SNS にこのバッジの画像と開発までのエピソードを掲載したときです。
私はそれを見て、「これ、すごいな」と思ったんです。
このステッカーは誰のことも責めていない。
ただ、彼女自身の「私は、泣き寝入りをしない」という決意を表明するだけで痴漢から自分の身を守っているんです。
とてもすごいんだけれども、16歳の女の子が、これをつけて1人で電車に乗っているというのを想像すると痛々しい。
女性の方だったら、これをつけて電車に乗っている自分を想像したらいたたまれないでしょう。男性の方でしたら、自分の娘さんや自分の奥さん、自分の大事なパートナーかこれをつけて電車に乗っているというのはやっぱり我慢できないと思うんですよ。
だから私も、「カードじゃなくて、缶バッジにしてみたらどうだろう?」と友人に提案してみました。缶バッジだったらもう少し抵抗感なくつけられるし、これをつけて痴漢を抑止したいと思っている女の子は他にもいっぱいいると思うよ。そういった提案を友人にしたら、すぐにメッセージが届きました。
カードをつけるようになってから、娘は痴漢にあわなくなったけれども、今までのことでとても傷ついている。痴漢に遭って、何もできずに泣き寝入りしている自分は靴のような存在だから誰も助けてくれなかった。それは当たり前なんだろう。そう言っている。娘の自尊心がそのように傷ついている状況を母親である私は何もできずに見ている。
娘が私に会いたいと言っているから一家やってくれないかって言われて、もちろん、私は喜んで会うけれども、もし、私が「あなたが考えたが、このカードはすごいよ。」と言っても、やっぱりお母さんの友達だから励ましてくれてるんだろうな。そういうふうにしか受け止められないだろうと思ったんです。
私はこのバッチは私の友人の娘が作ったというのを除いてもとても価値のある行動だと思いました。なので、これを必要としている人たちに多く届けたいと思って何とかできないかなと思ったんです。
ただ私の友人も手段がないんですね。まずバッチをたくさん作る資金がないですし、それを多くの方に認知していただく方法も持っていない。あとはやはりデザインが若い女の子に受け入れられるものではないなというのもわかっていって、その三つの課題を何とかしたいと考えました。
私は仕事柄クラウドファンディングという仕組みがあるのを知っていたので、じゃあ資金はクラウドファンディングで集めよう。クラウドファンディングの中でデザインコンテストをして、支援してくださった方々と、一緒にデザインを選ぼうという形にしたが、女の子たちが「あ、これならつけてもいいかな」と思うようなデザインが選べるんではないかと思いました。
を同時にコンテストをやっていることが口コミ効果になって、クラウドファンディングにも人が集まってくれるのではないか。そういうことを考えました。
そういった企画を FAAVO の方に投げたところ、「デザインコンテストをやるのなら、クラウドワークスさんを紹介しましょう。」と言ってくださったんです。クラウドワークスさんには先程お話がありましたように、750,000人のワーカーさんがいらしてそういった方々にこういったコンテストがありますよということを伝えることで、大きな口コミ効果が見込めます。というお話を聞き、非常にありがたかったです。
それだけでも十分私たちのプロモーションとしては価値がありますのに。田中さんのご厚意でこう言って記者会見まで開いていただけて、私たちは本当でうれしく思っております。ありがとうございます。
こういった形でプロジェクトやろとしています。
正直私はこのバッチがすべての女性に受け入れられるとは思っていません。誰だってこんなバッチをつけて電車に乗らずに済むのならその方が良いはずです。けれど実際にこのバッチがないために辛い思いをしている子がいるんです。本当に切実にこのバッヂをつけて痴漢を止めてほしいと思っている子たちがいる。しかもそれはほとんどの場合、女子中高生、制服を着ている女の子達です。
従来から痴漢防止グッズや撃退グッズがありますけれども。それらは痴漢行為があったときに、女の子が勇気を出しましょうというものです。
「痴漢に遭ったら、勇気を出して声を出して」の類です。
けれど私たちは、痴漢に遭って逮捕してほしいわけでもなく、罰してほしい、やっつけたいわけでもなく、単に私たちに痴漢行為をしないでほしいだけなんです。
だからこのバッヂは、「私たちは泣き寝入りしません」と宣言しているだけです。そしてこのバッチをつけただけで痴漢行為がなくなったというのがどういうことかというと、痴漢する犯人は、泣き寝入りしそうな人を選んでいるんです。
だから、真面目なおとなしそうな子がねらわれる。
私はそう言った子たちがこのバッチをつけて、犯人に何かされてから、「止めて」というのは怖いし恥ずかしい。逆ギレされても怖い。
事前にこのバッチをつけておくことで、何かちょっと、バックかもしれないし、手かもしれないけれど、自分に合ったって言って嫌だなと思ったときに見せだけでもいいと思うんです。それで、相手の方がそっと一歩引いてくれたら、それで私たちはいいのです。
そういったふうに、このバッチを使っていただけたらいいなと思っています。
私たちは、このバッヂの製造販売、普及活動をしていきたいと考えています。
クラウドワークスさんでバッチのデザインの募集をし、同時にクラウドファンディングで活動資金の支援を求めます。支援をしてくださった方々にデザインコンテストの投票権をお配りし、皆さんと一緒に気に入ったデザインを選ぶことを考えています。
私たちがどんなバッチのデザインをほしいかと思っているかというと、AKB48のメンバーが「あ、このバッチほしいな」と思ってくれるようなバッジができたら、女子高生たちも使ってくれるかなと期待しています。
デザイン性の高いバッチ、それがどういったものになるのか私にはわからないのですけれども。可愛かったりかっこよかったりそういったものができて来たら私は嬉しいです。
クラウドファンディングとクラウドソーシングを使って、コンテストの口コミ効果をねらっていきます。
支援者が選ぶという共感性が普及への励みになればいいなと思っています。
今回は、コンテストの投票で1位〜3位までを選びます。あと二つ特別賞として、バッチ考案者の娘さんトークお母さんに、一つを選んでいただきます。
もう一つは、特別審査員として女性のストレス値を減らすのを目的に活動をしていらっしゃる料理研究家の浅倉ユキ先生に2人のお嬢様と一緒に選んでいただくことになっています。
クラウドファンディングのリターンはいろいろなものを考えておりますが、例えばこのバッチを自分の娘につけてほしいなと思っても、なかなかは娘さん1人につけさせるのは難しいと思うのです。そういった場合に、50,000円の支援で指定された学校にバッチを100個届けるといったはリターンも考えています。
今は、いろいろ難しい問題があり、保護者の方からこうした提案をしてもモンスターペアレントのように思われても困るし、自分の娘が痴漢に遭っていることを学校に知られるのが嫌だという保護者の方もいらっしゃるかと思います。
娘さん1人がつけるのではなく、学校の活動としてつけるのであれば、つけやすいのかなと考えて、こうしたありたんも考えました。
今回は目標金額500,000円で設定しております。多くの支援をいただいて活動が大きくなっていけば、リアルなところに展開をしていきたいと思っています。
今も殿岡が、1人でサンプルバッチを駅で配布したりしています。支援者の方々に声をかけて一緒に駅で、配るとか。東京だけでなく、私が住む大阪と連動して配るとか。そうした活動をしていきたいと思っています。
今日、クラウドワークスで「痴漢抑止バッジ」のデザイン公募がスタートしました。
初日にも拘わらず、まだ半日しか経過していないのに、すでに9件のご提案をいただいています!
ご提案くださったデザイナーの皆様、ありがとうございます!
どんな案があるのか、今はまだ公開できないのですけど・・・・
プロジェクトへの励ましのメッセージとともにご提案いただくデザインを見ると、
私たちの思いが伝わっているんだなぁ と感じます。
クラウドワークスで公募したデザインから、12作品を選び、
クラウドファンディングで支援してくださった皆様と一緒に5作品を製品化します!
Stop痴漢バッジプロジェクト 代表の松永弥生です。
本日(2015年11月4日)、クラウドファンディング「FAAVO東京23」と、クラウドワークスのコラボで、「Stop痴漢バッジプロジェクト」が始動します。
Stop痴漢バッジプロジェクトは、友人から相談をうけて立ち上げました。
私は、16歳の女子高校生が、1年以上悩んだ痴漢問題を、
「私は泣き寝入りしません!」と宣言するだけで、解決したことに
感銘をうけました。
痴漢する人が悪い。鉄道会社が、警察が、、、、
誰かを責めてなんとかしてもらおうとするのではなくて、
自分の意思を表明するだけで、
彼女は自分に降りかかる悪意を退けたのです。
「痴漢抑止バッジ」は、誰とも争いません。
自分の意思と決意を表示するだけのツールです。
それだけで、痴漢被害者を減らすだけでなく、加害者も減ります。
勇気ある女子高校生が考案した「痴漢抑止バッジ」を
皆さんのデザインで、商品として完成させてください。
たくさんのご応募をお待ちしています。
livedoor NEWSで、Stop痴漢バッジプロジェクトが紹介されました。
女子高生が考案した「痴漢抑止バッジ」。デザインの公募が始まる
>>クラウドソーシングとクラウドファンディングが連携した、まったく新しいプロジェクト
なんだそうです。
そうだったのか〜。
企画を立てたとき、そこまで考えていませんでした。
嬉しいご縁がいくつも重なって、こうなったという感じです。
私と殿岡がふたりで「何ができるかな」「どうしたらいいんだろうね」と相談しながら、
いろんな方に意見を聞いたら、応援してくださる方がドンドンドンドン増えて……
サイトを訪問していただき、ありがとうございます。
予定を大幅に早め、明日、2015年11月4日(木)に、クラウドワークスで痴漢抑止バッジのデザイン募集を開始することになりましたので、ご報告いたします。
記者会見後、その日の夜に、Yahoo!ニュースに記事が掲載され、多くの方に読んでいただきました。いいね! が1.4万に届いています(@2015.11.4 2:00)
クラウドファンディング&クラウドワークスのコラボレーションによる本プロジェクトは、11月11日の開始を予定していましたが、あまりにも反響が大きくて……
「松永さん! この流れに乗りましょう〜」という申し出を受けました。
そうは言っても、クラウドワークスさんも、FAAVO東京23さんも、11日の予定で準備を進めていらっしゃいますよね。そんなん、無理ですよね?
と、私は思ったんですけれど。
実は、「痴漢抑止バッジの購入方法を教えてください」という問い合わせもいただいています。そういう方達の役に立ちたい! と両社の担当者の方が、休日返上で全力サポートしてくださいました。
本当にありがとうございます。
クラウドファンディングも「FAAVO東京23」にて、15時以降にスタートする段取りです。
記事やブログ、Twitterで暖かなコメントをくださった皆様のおかげで、「Stop痴漢プロジェクト」は幸せなスタートを切ることができます。
ありがとうございます。
ねとらぼに、Stop痴漢バッジプロジェクトが紹介されました。
女子高生考案の痴漢抑止グッズ「Stop痴漢バッジ」が商品化へ デザインと支援金を募集
いつも楽しくチェックしているサイトなので、取り上げていただいて嬉しいです!
記者の笹原新之介さん、クラウドファンディングにも触れてくださってありがとうございました。ハフィントンポストに、当プロジェクトの紹介記事が掲載されました。
「痴漢抑止バッジ」デザイン公募へ 女子高生が考案、被害ゼロに
サイト内の情報を読み込んで、丁寧にプロジェクトを紹介してくださっています。
執筆してくださった安藤健二さん、ありがとうございました。直撃LIVE! グッディで、本プロジェクトを紹介していただきました。
痴漢抑止バッジが紹介されました
実は、リアルタイムで番組を見たのは、たか子(仮名)さんのみ。
投稿:堀田みきほ 様
被害を受けそうな女性だけではなくて、男性やおばさん用の「痴漢を見つけたら許しません」的なのもほしいです。
周りがみんな敵だと思えばやらなくなるし女の子たちもバッジ付けやすくなるよね。
「ストップ痴漢バッジ」は、
痴漢被害にあってから犯人にやめるよう訴えたり、
周囲に助けを求めたりするものではありません。
痴漢被害そのものを防ぐツールです。
たか子さんのお母さんは、毎日のように痴漢にあうたか子さんをそばで見ていて、
表面には出ないけれど、恥ずかしさや恐怖から声も出せずに苦しむ被害者が大勢いるのではないかと考えたそうです。
「Stop 痴漢 バッジ」は、そんな被害者たちに使ってほしいのです。
痴漢対策の方法は、いくつもありますが、
万が一、痴漢冤罪被害者を作ってしまうかもしれないと、二の足を踏んでいる女性もいます。
でもStop痴漢バッジは身につけるだけなので、
痴漢にあったときに声を上げる必要はなく、誰も傷つけずに痴漢被害を防ぐことができます。
また、混雑する電車の中で、うっかり出来心を起こしてしまいそうになる男性に、
強力なブレーキをかける役割も果たします。
Stopチカンバッジをつけるだけで、犯罪を防ぐことができるのです。
痴漢被害者を減らすだけではなく、痴漢を未然に防ぐことで加害者も減らします。
それが今までの防犯グッズにはない新しさです。
プロジェクトにご賛同いただける方々と一緒に、普及活動をしていきたいと考えています。
応援よろしくお願いします。・痴漢被害に遭い続けた女子高生が考案した「痴漢抑止バッジ」が大人を動かした
Yahoo!ページや、Twitterの見方に慣れていないため、
多くの方からコメントをいただいていることに気づくのが遅れました。
暖かいメッセージをありがとうございます。
多くの方が、プロジェクトの趣旨を理解して、共感してくださって嬉しいです。
執筆してくださった小川たまかさんに、感謝しいています。
今夜はもう遅いので(@2:00)、明日の朝、バッジ考案者の母子に、皆さんからのコメントの見方を伝えます。
こんなに大勢の方達が、応援してくれているよ!! と、朝一番で伝えたいです。
本当にありがとうございます。
たくさんのメッセージを読み、悩んでいる方達が、本当に大勢いるのだと改めて実感しています。
クラウドファンディングに向けて、鋭意準備中です。
頑張ります。応援してください。Stop痴漢バッジプロジェクトでは、このバッジを呼ぶときに、痴漢撃退バッジではなく、痴漢抑止バッジと呼ぶことに決めました。
撃退の方がインパクトあるって、わかっているですけど・・・
私たちは、痴漢行為があってから、対処したいんじゃないんです。
よく、駅のポスターに書いてありますよね。「痴漢にあったら、勇気を出して、声だして」って。
もちろん、痴漢にあったときに、勇気を出すのは大切だし。それで痴漢を撃退できるのなら、その方がいいです。
でも、ホンネはそこじゃない!
撃退するのではなく、痴漢にあいたくない。
本日、「Stop痴漢バッジ」プロジェクトの記者会見が
クラウドワークスにて開催されました。
Yahooのトップに記事が掲載されています。
ご一読いただければ嬉しいです。
痴漢被害に遭い続けた女子高生が考案した「痴漢撃退バッジ」が大人を動かした
バッジデザインを、11月11日からクラウドワークスで公募します。
クラウドファンディングは、FAAVO東京にて11月11日にスタートします。
応援してください。