クラウドファンディングでご支援くださった皆様とお約束していました
無料配布イベントについてお知らせいたします。
兵庫県警からお声がけをいただきまして、無料配布イベントが3ヶ所になりました!
【東京・渋谷】
開催日時 : 2016年3月25日(金)11:00〜14:00
場 所 : 渋谷駅 マークシティエスカレーター前、西口、モヤイ像前
【兵庫・阪急電鉄】
開催日時 : 2016年3月28日(月)10:00〜15:00
場 所 :
阪急三宮駅東口改札前 10:00〜
西宮北口駅構内コンコース 14:00〜
【大阪・梅田周辺】
開催日時 : 2016年3月28日(月) 16:00〜
場 所 : HEP NAVIO、JR大阪駅 阪神デパート前、堂山交差点
※ご協賛いただいた株式会社ミックコスモより、
「ホワイトラベル 贅沢プラセンタのもっちり白肌美容水」をプレゼントいたします。
(東京、大阪は先着100名様限定です)
バッグを持っている人が、配布しています。
お気軽にお声がけください!
2016年2月5日、埼玉県鉄道痴漢犯罪防止連絡協議会女性会議に出席しました。
この会は、痴漢犯罪を防ぐために、埼玉県警が鉄道会社・駅ビルなど商業施設・高校などと連携して組織しています。痴漢犯罪は、さまざまな要因が複雑に絡み合っているので、横のつながりで協力しあって対策を練っています。
今回は、埼玉県だけではなく、新潟県警や群馬県警からも出席者があり、各地の取り組みを発表。情報の共有をされていました。
当日は、警察や鉄道警察、JR,私鉄、バス会社、商業施設、高校などから64名が出席されていました。私達も、10分のお時間をいただき、プロジェクト発足のきっかけやクラウドファンディングやデザインコンテストに寄せられた皆様の声を伝え、今後の活動方針について報告いたしました。
短い時間でしたが、「多くの方が、痴漢問題解決に関心を持っている」「被害にあって泣き寝入りしてしまう人がいる」「何もできなかった自分をいつまでも責めている」……。そんな状況の一端でも伝えられるようにと、努めました。
個人の声を集め、痴漢問題の解決の道を探す
私達、Stop痴漢抑止バッジプロジェクトは、昨秋にクラウドファンディングを開始した際、NHKのシブ5時で取り上げていただきました。その時、NHKが埼玉県警 鉄道警察隊へ痴漢抑止バッジへのコメントを求めました。鉄道警察隊内部で意見を交わしたうえで、
抑止効果がありそうだ
冤罪を生まない点が良い
痴漢にあった被害者が考案したのがいい
と言った意見があり、大渡理一副隊長がコメントをくださいました。
このコメントは、プロジェクトをスタートしたばかりの私達にとって、とても励みになりました。
すぐに殿岡が埼玉県鉄道警察隊に連絡をとり、訪問してお礼を伝えるとともに、以前から関心を持っていた埼玉県警の痴漢防止策に関する取り組みについて、詳しいお話を伺ってまいりました。
今回、埼玉県鉄道痴漢犯罪防止連絡協議会女性会議にお声掛けいただいたのも、そうしたご縁があったからです。
殿岡が1人で娘のために、あちらこちらの窓口に相談へ行っていたときには、「個人の事例」とされ、防犯のアドバイスをいただいたり、他の相談窓口を紹介されていました。アドバイスに沿って対策をしても、痴漢問題はなかなか解決せずに苦しい時期も続きました。
先日、長年ボランティア活動をしている男性から、「警察は神様ではないので、各個人のトラブル全てをサポートはできないのが現実です……」と悔しそうに伝えられました。それは、仕方がないことなのだと思います。
私達が、今回このような会議に呼ばれ、発言の機会をいただけたのも、多くの方々が支援を表明してくださったおかげです。殿岡が埼玉県警を訪問した後も、県警の方々が本プロジェクトの推移を見守り、「個人の意見」や「個別の体験」ではないと考えてくださったのでしょう。
痴漢のいない電車に乗りたい! 25 年間で痴漢をとりまく問題は変わったのか?
【概要】
● 日時 2016 年2月23日 ( 火)
18 時30 分 〜21 時
● 場所 ドーンセンター・4F 大会議室3
( 大阪府男女共同参画・青少年センター)
● 講師 松永弥生 さん
(一般社団法人 痴漢抑止活動センター 代表)
● 会費 1000 円
*維持会員の方は無料です。
*参加は女性のみ。Faavo東京23区で、
2015年11月4日にスタートしたクラウドファンディングが、
2016年2月1日で終了いたしました。
3か月間に、たくさんの応援とご支援をいただきました。
本当に、ありがとうございます。
334名の方から、212万3千円のご支援をいただきました。
クラウドワークスで開催したデザインコンテストでは、
178名のデザイナーさんから、441点デザインの応募がありました。
「デザインの力で、痴漢をどう抑止するか?」
「女子高校生が身につけたいデザインは?」
という相反するコンセプトを両立させるために、
それぞれにアイデアを凝らしたデザインをしてくださいました。
多くのメディアに取り上げていただきました。
集計ができておりませんが、TV、新聞、WEB,海外メディア合わせて
50回以上掲載されています。
メディアで取り上げられ、
ご支援とコメントをいただくたびに、
男女問わず、どれほど多くの方が、痴漢問題に悩み苦しんできたのか、
改めて、知りました。
単に、一度バッジを作って配布するだけでは終われない。
3年、5年、10年・・・・・・継続したら、世の中の空気が変わるかもしれません。
痴漢抑止の活動を細く長く続けていく仕組みを考えていきます。
そのための基盤として、一般社団法人 痴漢抑止活動センターを設立しました。
私たちのこれからの活動を見守ってください。
お気づきの点があれば、ご意見をください。
支援者投票1位 タケルノミコトさんからのコメント
デザインコンセプト
浅倉ユキ様の「少女たち一人一人が頑張っているのではなく」というコメントから、
中央の黒いウサギをバッチをつけるご本人、
まわりのグレーのウサギたちを、社会全体としてイメージしてデザインいたしました。
また、女性がつけるバッチということからピンクを基調とした配色にしましたが、
ピンク=かよわい女性、というイメージにならないよう、
ショッキングピンクに近い、濃いピンクを選びました。
そこに黒を合わせることによって、痴漢犯罪者に負けない強さを表現しました。
プロジェクトへのメッセージ
私も痴漢被害にあった経験があり、服装を変える、ブザーを持ち歩く、
隙のない行動を心がけるなど、色々と対策を考えたり悩んだりしたことがありました。
自分の身を守るのは自分しかいないと思っていましたが、
今回このプロジェクトを知り、被害者本人だけではなく、
社会全体でこの問題について考えるとてもよいツールだと感じ、
コンペに応募させて頂きました。
このプロジェクトが今後さらに世の中に認知されて広まり、
被害にあわれる方が少なくなることを心から願っております。
支援者投票2位 hanapecoさんからのコメント
デザインコンセプト
女性がこのバッジを付けるのにも勇気がいることだと思います。
いかにも!というよりは、毎日気軽に付けても気負わない
デザインにしたいと思い、シンプルなうさぎのキャラを作って
デザインに入れてみました。
つぶらな瞳で、痴漢を睨みつけています。
うさぎの耳が大きく『バツ(STOP!)』を作り痴漢に「警告」しています。
両手を上げて、痴漢を「威嚇」しています。
黄色と黒の色合いは、注意喚起を促し
痴漢抑制の意識をより強いものにします。
このうさぎは、バッジを付けている本人の意志と姿でもあり
娘を痴漢から守る親の意志と姿でもあります。
プロジェクトへのメッセージ
私自身も、毎日身動きの取れない電車で通学した一人として、また、娘の安全を守り続けたい親として、色々な想いを込めてデザインさせて頂きました。
Stopバッジプロジェクトが痴漢に対しての抑止として効果を上げ、いつか、バッジが無くても安心して電車に乗れる世の中になれば良いなと願っております。
支援者投票3位 RJGraphicsさんからのコメント
デザインコンセプト
「痴漢は犯罪である」ということをより重く受け止め意識することが痴漢抑止につながるのではと考えましたので、「110(警察の電話番号)」と「手錠」をメインモチーフにしてデザインしました。
また、「痴漢に立ち向かう意思」をはっきりと伝えるためにも、たんなるアクセサリーにならないように目立つ配色にし、より多くの人々の目に留まるデザインになるよう工夫しました。
プロジェクトへのメッセージ
痴漢という犯罪を社会にアピールし、痴漢被害に悩む人々に手を差し伸べることのできる素晴らしいプロジェクトだと思いました。
このプロジェクトを通じて1人でも多くの方が安心して通勤・通学ができる環境になるよう祈っております。
特別審査員賞 あな吉賞(浅倉ユキさん) h1rotoさんからのコメント
デザインコンセプト
目立つこと・知られること・繋がれること
この活動を広く知らしめるためには、痴漢、着用者、その他一般の乗客全てにとって注目されやすく、目立ち、簡単に情報を共有できる機能を負荷するデザインコンセプトにてご提案させていただきます。
目立つこと・知られること・繋がれることで痴漢には犯罪抑止力を与え、着用者同士には連帯感、安心感を、そして広く一般の方々に活動のことを知ってもらい、共感を促すことで、さらに効果を高めることが期待できると考えます。
コンセプトを実現するバッジとするためには以下のような点が重要であると考えます。
●混雑した場所において目立つこと、数メートル離れた状態でも内容が伝わること。
●出来る限りシンプルに、ひと目で印象に残り、その後情報共有しやすいシンボル、デザインであること。
●着用者にとっては信頼感、親しみを感じさせながらも、痴漢にとっては出来る限り嫌味な印象を与えること。
デザインの実施:
シンボルやメッセージの伝達性を最優先に、色数は最小限で、鮮烈な色合いを用いながらもポップな印象や、親しみやすい印象にならない組み合わせとして、ピンク地に黒としてあります。
モチーフは感性や好みに左右されにくく共有しやすい、普段見慣れた顔文字を用い、シンプルに着用者の意思を伝えることにしました。
プロジェクトへのメッセージ
一人ではなかなか解決できない問題をひとつのバッジをきっかけに繋がり支えることができ、その結果みんなが生活しやすい社会になれたら、それは本当に素晴らしいことです。
そのきっかけとなる、ユニークな機能を必要とするコミュニケーションツール(バッジ)のデザインに関わることができて、とても嬉しくに思っています。
本プロジェクトが最大限効果を発揮できるよう今後とも応援させていただきます。
特別審査員賞 たか子賞(バッジ考案者) enjoy806さんからのコメント
デザインコンセプト
まず、痴漢に対しての警告というより「私たちの意思表示」に重きを置いた、この優れたコピーを活かしたかったので真ん中に配置しました。
近くで見た時に読めればいいので、目立ちすぎずかつ被害女性が訴えているような手書き風のフォントを選びました。
周りは適度な余白を持たせ、文字がすっと目に入るようにしました。
そして、女性に受け入れられるバッジということでネコをモチーフに選び、ネコが正面を見据えて意思表示をしているデザインにしました。
さらには痴漢と一対一で戦うのではなく社会全体で戦い、被害者を見守っていくというイメージでネコを輪になるように配置しました。
輪の真ん中が花の形に見えるようにし、古典で花といえば桜を表すことから桜の花言葉である純潔な精神という意味も込めています。
色に関しては、赤と青を使って標識のようにし警告のイメージを出しました。
毅然とした態度を表現しつつも強い印象を与えるものより、付けてもらえるように「自分だったら付けることができるか」という視点に何度も立ち返ってデザインしました。
プロジェクトへのメッセージ
今までも痴漢に対する取り組みはあったと思いますが、真剣にこの犯罪について考えたことはありませんでした。
しかし、「私たちは泣き寝入りしません」というコピーを見て、新しい視点だなと感銘を受け、このプロジェクトに興味を抱きました。
痴漢を捕まえたいわけではなく、ただ痴漢に遭いたくないだけ、痴漢を未然に防ぐ、ということが第一に考えられていることにとても共感し、自分にできるデザインで協力できればと考えました。
通勤通学は毎日のことですし、日常が辛いものにならないように見て見ぬ振りをするのではなく、監視し、見守っていくことが大切だとこのプロジェクトをきっかけに改めて気付かされました。
このプロジェクトが多くの人を救うものになればと思います。