痴漢対策ができる缶バッジで痴漢を未然に防ぎ、子どもを性暴力から守る社会を実現!
  1. 活動日誌
 

活動日誌

当センターの活動を伝えてゆきます。
2015/12/09

痴漢問題については、痴漢冤罪被害の懸念もついて回ります。

 

痴漢行為をしていない方が犯人扱いされるのは、あってはならないことです。

痴漢問題に限らず、自分が犯していない罪の疑いを掛けられるのは、不愉快です。疑いをかけられたことが公になるだけで、社会的なマイナスになるケースも多いでしょう。

 

痴漢犯罪の場合、混み合った電車の中という特殊な状況と、現行犯逮捕という制度があって、問題の根を深くしている面があります。

 

痴漢冤罪問題については、いくつもの問題が複雑に絡み合っているので、カンタンに論じることができません。

 

ひとつ明らかにしておきたいのは、私達は、痴漢冤罪におびえる男性達も、被害者だと考えているということです。

 

「痴漢に間違われたらどうしよう」とおびえながら満員電車で通勤するのは、ストレスでしょう。万が一、痴漢の冤罪を掛けられたら、それまで築いてきた人生がガラリと変わります。痴漢冤罪におびえるのは、当たり前です。

 

痴漢被害者も、それは分かっています。

 

だから「万が一、間違いだったら?」と考えてしまい、痴漢行為を受けたときに毅然とした態度を取れなくなっている人も多いのです。

 

ネット上では、痴漢問題を取り上げるときに、必ず反論のように痴漢冤罪を持ち出す人がいます。

 

その懸念はもっともですが、攻撃する対象が痴漢被害に悩んでいる方に向くのはお門違いと言わざるをえません。


悪いのは、痴漢加害者です。


痴漢行為をする人がいなければ、痴漢被害者も痴漢冤罪被害者も生まれません。

満員電車に乗車する男性が、無用なストレスを感じることもなくなります。


痴漢抑止バッジが普及して、痴漢加害者が犯罪を止めれば、痴漢冤罪問題も解決するでしょう。

2015/12/01

デザイナー:enjoy806さん

デザインコンセプト

まず、痴漢に対しての警告というより「私たちの意思表示」に重きを置いた、この優れたコピーを活かしたかったので真ん中に配置しました。

 

近くで見た時に読めればいいので、目立ちすぎずかつ被害女性が訴えているような手書き風のフォントを選びました。

周りは適度な余白を持たせ、文字がすっと目に入るようにしました。

 

そして、女性に受け入れられるバッジということでネコをモチーフに選び、ネコが正面を見据えて意思表示をしているデザインにしました。

さらには痴漢と一対一で戦うのではなく社会全体で戦い、被害者を見守っていくというイメージでネコを輪になるように配置しました。

 

輪の真ん中が花の形に見えるようにし、古典で花といえば桜を表すことから桜の花言葉である純潔な精神という意味も込めています。

 

色に関しては、赤と青を使って標識のようにし警告のイメージを出しました。

 

毅然とした態度を表現しつつも強い印象を与えるものより、付けてもらえるように「自分だったら付けることができるか」という視点に何度も立ち返ってデザインしました。


プロジェクトへのメッセージ

今までも痴漢に対する取り組みはあったと思いますが、真剣にこの犯罪について考えたことはありませんでした。

 

しかし、「私たちは泣き寝入りしません」というコピーを見て、新しい視点だなと感銘を受け、このプロジェクトに興味を抱きました。

 

痴漢を捕まえたいわけではなく、ただ痴漢に遭いたくないだけ、痴漢を未然に防ぐ、ということが第一に考えられていることにとても共感し、自分にできるデザインで協力できればと考えました。

 

通勤通学は毎日のことですし、日常が辛いものにならないように見て見ぬ振りをするのではなく、監視し、見守っていくことが大切だとこのプロジェクトをきっかけに改めて気付かされました。

 

このプロジェクトが多くの人を救うものになればと思います。


enjoy806さんプロフィール:https://crowdworks.jp/public/employees/741215

2015/12/01

デザイナー:h1rotoさん

デザインコンセプト

目立つこと・知られること・繋がれること

 

この活動を広く知らしめるためには、痴漢、着用者、一般人全てにとって注目されやすい目立ち、簡単に内容を伝えることが出来ることが先ず大切です。

痴漢には犯罪抑止力を与え、着用者同士に連帯感、安心感を、広く一般にこの活動のことを知ってもらい、さらに効果を高めることが期待できます。

 

コンセプトを実現するバッジとするためには以下のような点が重要であると考えます。

 

●混雑した場所において目立つこと、数メートル離れた状態でも内容が伝わること。

 

●出来る限りシンプルに、ひと目で印象に残り、その後情報共有しやすいシンボル、デザインであること。

 

●着用者にとっては信頼感、親しみを感じさせながらも、痴漢にとっては出来る限り嫌味な印象を与えること。

 

デザインの実施:

シンボルやメッセージの伝達性を最優先に、色数は最小限で、鮮烈な色合いを用いながらもポップな印象や、親しみやすい印象にならない組み合わせとして、ピンク地に黒としてあります。

モチーフは感性や好みに左右されにくく共有しやすい、普段見慣れた顔文字を用い、シンプルに着用者の意思を伝えることにしました。


プロジェクトへのメッセージ

一人ではなかなか解決できない問題をひとつのバッジをきっかけに繋がり支えることができ、その結果みんなが生活しやすい社会になれたら、それは本当に素晴らしいことです。

そのきっかけとなる、ユニークな機能を必要とするコミュニケーションツール(バッジ)のデザインに関わることができて、とても嬉しくに思っています。

本プロジェクトが最大限効果を発揮できるよう今後とも応援させていただきます。


h1rotoさんプロフィール:https://crowdworks.jp/public/employees/23582

2015/12/01

デザイナー:RJGraphicsさん

デザインコンセプト

「痴漢は犯罪である」ということをより重く受け止め意識することが痴漢抑止につながるのではと考えましたので、「110(警察の電話番号)」と「手錠」をメインモチーフにしてデザインしました。

また、「痴漢に立ち向かう意思」をはっきりと伝えるためにも、たんなるアクセサリーにならないように目立つ配色にし、より多くの人々の目に留まるデザインになるよう工夫しました。


プロジェクトへのメッセージ

痴漢という犯罪を社会にアピールし、痴漢被害に悩む人々に手を差し伸べることのできる素晴らしいプロジェクトだと思いました。

このプロジェクトを通じて1人でも多くの方が安心して通勤・通学ができる環境になるよう祈っております。


RJGraphicsさんプロフィール:https://crowdworks.jp/public/employees/402768

2015/12/01

デザイナー:コトスタさん

デザインコンセプト

このバッジは痴漢行為が犯罪であると改めて気付かせ、加害者の心に訴えかけることで痴漢行為を無くす狙いがあります。

制作にあたり、痴漢反対の意思表示と痴漢が犯罪であると気付かせることだけでは痴漢犯罪の抑止力として弱い気がしました。

一時的に効果があってもバッジを付ける人が多くなれば、もしかしたら痴漢も見慣れてきて効果が薄れるかも知れません。

そこで一過性の効果だけではなく、痴漢行為は人の道から外れた行為であると訴えかけ、痴漢自身に心を改めさせることで根本から痴漢犯罪を無くしたいと思いました。

周りの人間は見ていなくても、たとえそれが仏様であったとしてもその行為は見られている。

最初にバッジを見た時点で痴漢行為の罪を意識し、考えさせることで痴漢犯罪を撲滅したいと考えデザインしました。


プロジェクトへのメッセージ

今回、痴漢抑止バッジデザインコンテストに参加させていただきありがとうございます。

バッジ制作にあたり、メッセージなどを拝見して痴漢被害者と加害者について非常に考えさせられました。

電車に乗る。ただそれだけのことなのに痴漢被害を恐れて電車に乗れない人がいる。

そういう人たちが大勢いることに気づかされ、痴漢行為によって傷つけられる人を減らすお手伝いが出来ればと思いバッジを制作しました。

このバッジは加害者の心に訴えかけて根本的に痴漢犯罪を無くしたいという想いでデザインしたものです。

バッジを付けることで痴漢被害者を減らし、加害者と周囲の人たちの意識を変えさせることが出来ればと思います。

このプロジェクトがきっかけとなり、痴漢行為への意識が高まりバッジなど付けなくても安心して暮らせる世の中になって欲しいと思います。


コトスタさんプロフィール:https://crowdworks.jp/public/employees/243821
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 痴漢抑止活動センター 

電話番号:06-7898-7808

受付時間:10:00〜17:00

定休日 : 土・日・祝

所在地 : 大阪市城東区関目5-13-15‐305 

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