痴漢対策ができる缶バッジで痴漢を未然に防ぎ、子どもを性暴力から守る社会を実現!
  1. 活動日誌
 

活動日誌

当センターの活動を伝えてゆきます。
2015/12/01

デザイナー:xicaさん

デザインコンセプト

「すべての女性の痴漢被害を防ぎ、日々”自分らしく”通勤・通学できるように」

 

デザインターゲットは通勤通学で電車やバスを利用し、痴漢に遭う可能性があるすべての女性と設定しました。女子学生だけでなく、社会人も視野に入れています。

 

第一に彼女たちは、バッヂをつけることで自意識過剰だと思われることに強い抵抗感を持っていると考えました。そのため、バッヂをつけたことで違和感を生むような配色は避け、少し鈍く落ち着いた色合いに統一しました。

 

バッヂをつけることが彼女たちにとってマイナスになることだけは、なんとしても避けたかったため、できるだけ「オシャレ」で「自然」でもしこのプロジェクトを知らない方が見ても違和感を感じさせないデザインにすることを心がけました。

 

また、女性たちのファッションに華を添えることができるようにと、モチーフは野あざみの花にしました。野あざみの花言葉は「私に触れないで」。

花の凛とした立たずまい、道端にも咲く強い生命力は、痴漢被害に合い、それでも日々を自分らしく送ろうとする女性の気持ちを代弁する存在であると考えています。


プロジェクトへのメッセージ

痴漢被害があることは漠然と知っていましたが、自分自身は被害にあったことがないため、どこか遠くで起きていることだと考えていました。

通学を苦痛に感じるほど毎日のように被害にあっている方がいるということはプロジェクトを通して初めて現実感もって知ることができました。

痴漢のような犯罪は、被害が表に出にくくなってしまう中、このように声を上げられ、それがこのように広まったことはすごいことだと思います。

プロジェクトが成功し、痴漢被害が少しでも減ることを願っています。


xicaさんプロフィール:https://crowdworks.jp/public/employees/768323

2015/12/01

デザイナー:asas_designさん

デザインコンセプト

女の子が「痴漢」や「犯罪」などの言葉が表記されているものを身に付けるということは、少なからず抵抗があったり、勇気が必要なことだと思うのです。

なので身に付けるのに、できるだけ抵抗の少ないデザイン、できれば少しおしゃれなもの。付けたいと思うデザイン。

それでいて対象者(痴漢)に対しては、確かなメッセージを伝えられるもの。

そんなコンセプトでいくつかのバッジをデザインしてみました。

 

このバッジデザインについては。。

誰もが親しみやすい動物の猫をモデルに。

鋭い眼光で睨みをきかせて、痴漢から女の子を守ってくれる。

いつでもどこでも一緒の、心強いペットのような。そんなイメージです。


プロジェクトへのメッセージ

私自身も被害に遭いながらも行動に移せず、怖くて、悔しくて、憤りのない気持ちをどこにもぶつけることが出来ない日もありました。

でもバッジひとつでそんなに効果があったなんて!

女の子達を守ることができるのなら〜と思い、プロジェクトのデザインコンペに参加させていただきました。


asas_designさんプロフィール:https://crowdworks.jp/public/employees/762770

2015/12/01

デザイナー:yuhyuh__さん

デザインコンセプト

・「泣き寝入りしません」だと、「弱さ」を強調してしまっているように感じられる。

かわいらしい絵柄も同じ理由で良くないと考えた。

そういったデザインは、付けやすい一方で、なめられてしまう危険性がある。

そのため、シンプルながらも、痴漢をビビらせるような文言にした。

・「かわいらしい」デザインを避けるしても、デザイン性に優れる必要はあると考える。

この案では、女性から見て「かっこいい」と思えるデザインを目指した。

・シンプルなデザインにしたことにも、理由がある。

痴漢抑止バッジについて、まだご存じでない方もいると思う。

初見の方でもバッジの意図が伝わるよう、文字数の少ない洗練されたデザインにした。

・被害者/周りの人と分けることは避けたかったので、誰もがつけやすいデザインにした。

理由は2つある。

①性別(セクシュアリティ)や年齢に関係なく、誰でも被害者になりうるから。

②痴漢されにくい年齢や性別の方でも付けやいデザインにすることで、自分以外の人が被害者となることへの抑止効果が図れるため。

これは、バッジをつけること自体に抵抗がある人に対して、周りの人たちがその“代わり”となれるのである。

それは例えば、より酷いことをされるのではないかと考えてしまったり、同じ学校・職場といった知り合いからの目を恐れ、バッジを付けられない人もいるからである(そしてそれは、全然悪いことじゃない)。


プロジェクトへのメッセージ

まず、このような発表の機会を与えてくださって、ありがとうございます。私自身、デザインを考える中で、解決のためには何が必要なのか再考するきっかけとなりました。

今の日本には、痴漢(性暴力)だけでなく家事労働の価値が無視されるなど、多数の女性問題があります。しかしその問題の多くは、「男性」によって引き起こされており、本来ならば「男性」問題とでも言うべきものです。

それにもかかわらず、恋人やパートナー・父親といった身近な人からに対し性被害の体験を訴えた時、無理解やまるで興味が無いかのような反応を受けることがあります。例えば、自衛を諭すなど被害者が悪いかのような発言や、性暴力を受けたこと自体を頑なに認めないことなどです。

でも、そんな社会に絶望しないでほしいと思います。味方は年齢・性別問わず少なくはないはずです。それを顕在化させるために、今回のバッジは役立つに違いないです。同じ社会で暮らしているのだから、その中で生じる差別といった問題は全員の問題。このプロジェクトをきっかけとして、痴漢以外の問題に対しても、輪が広がっていくことを期待します。女性を支配の対象とか、モノとして見るのではなく、(恋愛関係以外でも)「対等な人間」として良い関係が築けるようになることを、切に願います。


yuhyuh__さんプロフィール:https://crowdworks.jp/public/employees/764487

2015/12/01

デザイナー:hanapecoさん

デザインコンセプト

女性がこのバッジを付けるのにも勇気がいることだと思います。

いかにも!というよりは、毎日気軽に付けても気負わない

デザインにしたいと思い、シンプルなうさぎのキャラを作って

デザインに入れてみました。

 

つぶらな瞳で、痴漢を睨みつけています。

うさぎの耳が大きく『バツ(STOP!)』を作り痴漢に「警告」しています。

両手を上げて、痴漢を「威嚇」しています。

 

黄色と黒の色合いは、注意喚起を促し

痴漢抑制の意識をより強いものにします。

 

このうさぎは、バッジを付けている本人の意志と姿でもあり

娘を痴漢から守る親の意志と姿でもあります。


プロジェクトへのメッセージ

私自身も、毎日身動きの取れない電車で通学した一人として、また、娘の安全を守り続けたい親として、色々な想いを込めてデザインさせて頂きました。

 

Stopバッジプロジェクトが痴漢に対しての抑止として効果を上げ、いつか、バッジが無くても安心して電車に乗れる世の中になれば良いなと願っております。


hanapecoさんプロフィール:https://crowdworks.jp/public/employees/670617

2015/12/01

デザイナー:㈱ガリバープロダクツさん

デザインコンセプト

このデザインをするにあたって意識したことは、

●持ち物につけやすくする

●女の子の代わりに意思表示をするバッジに

という2点です。

“普段持ち物に装飾品をつけない”女の子でも使いやすいよう、

あえてキツい色は使わず白黒をベースにし、目立ちにくくしています。

さらに猫のキャラクターを使用することで可愛くなり、よりつけやすくなったと思います。

ただ痴漢行為をする相手にはメッセージが伝わるように、

猫の目と「痴漢」という文字は赤で目立たせ、

キャッチコピーは、ストレートに痴漢に話しかける形に。

「どうせなんにも言えないと思うなら大間違いだ」と強く意思表示するデザインにしています。

※点線は仕上がり線です。


プロジェクトへのメッセージ

このプロジェクトをはじめて知った時、女の子の勇気に胸を打たれました。

「毎日とても怖くて、それを言い出すのも辛かっただろうに」。

そう考えると、心が痛みました。

きっと同じ悩みを抱えている女の子は、世界中にたくさんいると思います。

私は「言いたくても言えない」女の子の小さな支えになりたいです。

バッジにそんな思いを込めました。

痴漢という卑劣な行為がなくなることを、心より願います。


㈱ガリバープロダクツさんプロフィール:https://crowdworks.jp/public/employees/765190
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 痴漢抑止活動センター 

電話番号:06-7898-7808

受付時間:10:00〜17:00

定休日 : 土・日・祝

所在地 : 大阪市城東区関目5-13-15‐305 

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